202191 自分に優しくする
以前紹介した共依存の本と並行して、この本も読み進めている。
自分はいわゆるPTSDといえるほどの壮絶な体験はしてないのだが(自分の中で苦しいことは色々あったけど)、創作活動の資料にするために読んでる。かなり参考になる。
本の中で紹介されてる治療の方法が、去年受けてたカウンセリングの先生にもこれ言われたなぁと思い当たることが多くてなかなか興味深い。
あと患者の実例紹介みたいなのが多いと色々創作のアイディアも湧きやすいなぁと思いながら読んでる。
今書いてる作品に色々組み込みたいと思ってた要素が、組み込めそうな感じがある。
トラウマ治療の過程を描くことをテーマにしているので、その中でCBTの枠組みを使いたい。
本で読んだ知識だけじゃなくて、実際に去年自分が受けた治療で得たことがかなり活きているなぁという感じがしてうれしい。
治療は卒業したのだけど、カウンセラーさんに言われたことは今でもよく参考にしている。嫌さが他人に理解されにくい私の実家のこととか色々、受け入れてもらえたという感覚を得られたのが大きかった。自己肯定できるようになった。
思い出したくないことが色々あり、今でも怒りや悲しみが消えなくて振り回されることがある。でもそういうマイナスな感情に対して「なくしちゃっていいんですか?」っていつも言ってもらえたのが一番うれしかった。
過去の不快な感情があるから今の作品が描けてるという風に言ってもらえて、それが一番の救いになった。こんなに参考になるなら経費で落とせばよかったなぁ~…
治療で一番変わったことは意識的にコーピングできるようになったこと。
・怒りの過集中の原因になりそうな情報に近づかない
・疲れてることに気が付いたら意識的に休んでコーピングする、疲れてる時のサインを自覚する(ごはん食べる、風呂入るのすらしんどくなったら注意)
・反省はするけど自分を責め立てて攻撃しない
ができるようになった。
今日は少し落ち込みかけたので、いつも以上に自分に優しくすることにした。
あとで料理して気分転換しよ。
ここ一か月ほどは創作活動の影響で「物語を作る」ことを重点的にやってるので、それのおかげでさらに調子がよくなった。
物語を作ってる時が一番癒されるし幸せみたい。自分の世界に没頭して、他のいらないものがなくなっていく感覚が心地いい。頭の中でもやもやしてた問題意識がストーリーになって落とし込まれるのが快感。
前までは自分の情緒不安定に振り回されてる状態が普通で、調子がいい時はフラットな感情になれた。これは息してるだけで疲れ果てる…燃費が悪い…。
カウンセリングを経て安定してる状態が普通なとこまで行けた。
物語に没頭していると、フラットな状態の幸福感が底上げされる。この状態だと他人にイライラしてしまうことも少なくなった。やっぱり暇だとろくなことしないな。
これからの生活でも毎日こういう時間を作りたいなぁ…。参考書を読んでると色々思いつくので、毎日参考書を読むようにするのは現実的に続けれそうな感じがする。
最近は愚痴ったーも使ってない。虫恐怖症なので家にクモが出て怖かった時に少し吐き出したくらい。
逆に創作の糧になりそうなジャンルで刺激の強い情報をとりにいく試みもしている。YouTubeでニュースを見るようになったことと、精神医学の本を読んでること。
今後の課題はネット依存克服。これは精神状態ともリンクしている。ネットしすぎた日は頭がごちゃごちゃして不快だし、仕事にも集中できてなくて自己肯定感も下がる。
昨日はいつも使ってしまうサイトをアクセス制限して、スマホの電源切ったら快適に過ごせた。
今日ちょっと使ってしまってるけど、また明日からアクセス制限戻してネットから距離を置いて生活する。